雨どい(雨樋)修理は火災保険で解決!!

2017/12/25
雨樋修理火災保険

(2024年4月13日更新)

雨どい(雨樋)修理は保険で解決!!

(雪災・雹災・風災・火災)

 

雨樋修理のご依頼はこちら!

 

雨どい(雨樋)は、火災保険で直せるとご存知ですか。

お家の大事な部分でもある雨どい(雨樋)。雨や雪の影響で壊れてしまった、歪んでしまったなどお困りではないでしょうか。

火災保険は火事の場合だけではなく、雨どい(雨樋)も直せるんです。

雨どい(雨樋)が壊れたままで、さらに状況が悪化してしまう前に、こちらを参考に雨どい(雨樋)修理をお考え下さい。

※近年悪徳業者が増加し、トラブルが多い!!

手口の例)

・壊れてなかったのに業者が保険申請する為壊してしまう

業者が自ら雨樋や屋根等を壊し、保険申請する業者もおりますので、信用できる業者に依頼しましょう。

 

・保険を申請しするから成功手数料をください。

保険申請を行い、支払われた保険金は損害箇所の修繕を行わないと、次に損害が起きた時に保険が使用できなくなってしまいます。

 

・保険が支払われる前に施工を着工する。

『後で保険が支払われるので、先に工事しちゃいましょう』という流れで工事をしてしまい、思ってた保険金額を下回り、多額の自己負担が出てしまいトラブルになるケース。

急ぎの損害なら仕方がない場合もありますが、保険金が支払われた後にその範囲内で工事をするとトラブルが回避できます。

先に工事をする場合は、予め自己負担が出る可能性がある事を理解した上で発注されるとよろしいかと思います。

 

 

1 雨どい(雨樋)の役割

雨どい(雨樋)は、家にとって大事な部分になっています。雨どい(雨樋)がなくては、雨漏りの原因にもなり、家自体ダメにしてしまいます。

少しくらい壊れていても大丈夫だろう。と、お考えの方もいるかと思いますが、それが後々大きな痛手になってしまう可能性もあります。

雨樋修理

 

 

2 雨どい(雨樋)の修繕費

雨どい(雨樋)の症状によって、修繕費は大きく変わってきます。主に行われている雨どい(雨樋)の修理と費用を挙げてみます。費用はあくまで目安です。

また、足場工事代金は含んでおりません。

以下、ご参考までにご覧ください。

※2024年現在、新型コロナウイルス・円安・物価高騰の影響で、雨樋を含む建築資材が高騰しておりますので、その分修繕費用も以前より高くなっております。

 

【ゴミが詰まっている】施工内容:雨樋清掃・つまり解消

雨樋ゴミ詰り

費用目安(箇所):5000円~35000円

※つまりがひどい場合は、配管高圧洗浄が必要。

 

 

【継ぎ手が外れている】劣化や施工ミス(ノリ不足)

雨樋修理継ぎ手

費用目安(箇所):5000円~30000円

 

【雨どい(雨樋)が破損している】

雨樋修理破損

費用目安(箇所):10000円~35000円

※廃版カラーや塗装・雨樋の日焼けで色が合わないケースがある。

 

【雨どい(雨樋)が傾いている】雪災の影響

雨樋傾き修理火災保険

費用目安(箇所):10000円~30000円

(全体交換修理):150000円~500000円

※家の大きさや雨樋の種類による。

 

【支持金具が外れている】風災・雪災害の影響

雨樋破損修理火災保険

費用目安(全体交換修理):150000円~500000円

※下地が腐っている場合は、交換費用が追加でかかる。

 

【雨漏れ・穴ががあく】雹や物が飛んでくる被害等

雨樋割れ修理雹の被害

費用目安(全体交換修理):150000円~500000円

 

※低い場所ですとご自分でお直しをされる方もいると思います。しかし、2階3階と高さが出てくると、足場が必要になってきます。高い場所での作業になるので、なるべく業者に依頼しましょう。

 

 

3 雨どい(雨樋)と火災保険

雨どい(雨樋)は火災保険を使ってタダで修理できるのはご存知でしょうか。

「火災保険は、火事をおこしてしまったときの保険」・「火災保険なんだから、火災以外で保険金はでない」と、思われがちですが、火災保険は火災の場合だけではなく【風災】・【雪災】・【ヒョウ災】でも補償されます。

 

 

3-1 火災保険とは

火災保険は、火事でお家が燃えてしまった時に補償されますが、火災保険で補償されるのは火事だけではありません。

例えば、落雷による損害や台風による風災、洪水による水災などの自然現象による損害でも補償されます。また、水漏れや盗難でも補償されます。

 

 

3-2 風災・雪災の補償

補償とは、保険会社が損害金(修理費用)をカバーすること。

風災・雪災補償とは、風や雪によって雨どい(雨樋)修理が必要になった場合、保険会社がその雨どい(雨樋)修理費用を負担してくれる。

今まで知らなかったという方も、今一度保険証券や保険会社のホームページをご確認ください。

 

 

3-3 補償されるのは雨どい(雨樋)だけじゃない

雨どい(雨樋)を修理する際に一つ必要なのが、足場です。

実はこの足場も補償の範囲となってくる場合があります。なので、忘れずに確認しましょう。保険会社へ保険請求の為に請求書などの関係書類を提出する際、足場業者と雨どい(雨樋)業者が異なる場合があるので確認が必要です。

一般的な住宅では、足場を組むだけで10万円~程度かかってきてしまいます。このように保険の対象となってくる場合もありますので、どんなものでも保険会社に確認をとることが保険で損をしない鉄則です。

 

 

 

4 災害で受ける雨どい(雨樋)の被害

雨どい(雨樋)が排水機能を失うと雨水が漏れだし、水浸しになってしまいます。そうなると、雨漏りや外壁や家の基礎をいためてしまう可能性があります。

 

・雪害で受ける被害

雪はふわふわと軽いイメージがありますが、降り積もり時間が経つと、とてつもない重さになる事はご存知でしたか。

1㎥の場合新雪だったらおよそ50㎏~150㎏、時間が経過し固まってしまった場合およそ300㎏~500㎏と超重量になるんです。

屋根だったら多少の積雪には耐えられますが、雨どい(雨樋)は屋根ほど強度がないため大雪などたくさん雪が降ってしまうと雨どい(雨樋)が壊れてしまう家庭が続出してしまいます。

近年では、災害の激化が進んで、なかなか雪が降らない地方でも被害が出でいます。あまり雪の降らない地域の建物には積雪が耐えられるような造りが考慮されていないことが多いので、被害が続出してしまいうのも仕方ないのかもしれません。

雨樋修理雪の影響

 

・風災で受ける被害

日本は台風や強風など、さまざまな風の影響が多く大きな被害を受けています。特に台風は屋根や外壁に被害を与え、雨どい(雨樋)にも大きな被害を与えてしまいます。

多くの雨どい(雨樋)は支持金具で支えている造りになっていますが、強い風の影響で支持金具から外れてしまう事があります。

ひどい時は、樋と樋を繋げる部分が外れてしまい、台風が過ぎた後状況を見に行くと驚きを隠せないくらいひどい状況になっていたりします。

ただ、外れているだけなら元に戻して終わりですが、破損をしている場合は業者に連絡して修理をしてもらう必要があります。

雨樋修理台風の被害

 

・豪雨で受ける被害

大雨が多い時期、雨どい(雨樋)はそういったダメージを蓄積して徐々に時間をかけ、傾いたり歪んだりしてしまう事があります。

この場合は自然災害ではなく経年劣化と呼ばれるもので、時間の経過で自然に劣化したと判断され、経年劣化による被害は火災保険で補償することができません。

しかし、築10年以内であればメーカー保証があるので利用していきましょう。被災もしていないのに10年以内に損害が出た場合、雨どい(雨樋)の機能を果していないということになるので、施工不良の可能性がでてきます。

施工不良はしっかり保証に入っていれば無料で修理してもらえる可能性があるので、業者やメーカーに確認してみましょう。保証も保険もしっかり加入しておけば、家に何かあった時、慌てず対処することができますね。

雨樋修理雪災歪み

 

 

雨どい(雨樋)に修理が必要になった原因によっては実質タダで雨どい(雨樋)が修理できるかもしれません。

そこで大事なのは雨どい(雨樋)が壊れた原因です。その原因が、積雪や強風・ヒョウなどの気象です。これらが原因で雨どい(雨樋)に修理が必要な場合無料で雨どい(雨樋)の修理ができるかもしれません。

その訳とは、火災保険の 風災・雪災・ヒョウ災 補償があるからです。

この火災保険の 風災・雪災・ヒョウ災 補償が認められると、

 

雨どい(雨樋)継手修理費  →  5000円~20000円

雨どい(雨樋)交換修理費用[一部]  →  10000円~30000円

雨どい(雨樋)・支持金具修理費用  →  10000円~30000円

雨どい(雨樋)交換修理費用[全体]  →  150000円~500000円

 

が、負担金0円でできるのです。

火災保険は当初、建物が火災に遭った時のみ対象とする保健でしたが、現在では、火災のほか 風災・雪災・ヒョウ災 補償も基本的に対象になっているものがほとんどです。

もし、すでに火災保険に加入中でしたら、火災保険証券や保険会社のホームページを確認してみましょう。まだ加入してない方もこれを機に、もう一度考えるチャンスかもしれませんよ。

※2022年現在、新型コロナウイルスの影響で、雨樋を含む建築資材が高騰しておりますので、その分修繕費用も以前より高くなっております。

 

 

4-1 経年劣化で壊れた場合

雨どい(雨樋)は、雪で壊れた場合でも風の被害でも同様に保証されます。しかし、雨どい(雨樋)が古くなって壊れてしまった場合にはどうなるのでしょう。

実は、古くなって壊れた雨どい(雨樋)は保険の対象にはならないのです。

屋外に設置してある雨どい(雨樋)ですから、雨風や日光で劣化が進むことは十分に考えられます。こうしたケースでは、全額自費での修理になってしまいます。

本当に経年劣化ならば仕方ないことなのですが、過去の雨や風などのダメージを受けていたものがなんらかの拍子に破損につながった場合もありますよね。

その場合、保険の対象に入ってきますので、なぜ破損したのかという状況をしっかり見極めることが大切です。

また、普段から大雪や強風の時は、破損個所がないかチェックし記録しておくことをおすすめします。それが火災保険を上手に使うためのコツでもあります。

 

 

5 雪災と火災保険

日ごとに寒くなってきて、山の方ではもう雪が降り積もり始めてきました。今年は、いちだんと寒く関東でも積雪が見込まれています。

では、いざ雪が降って雨どい(雨樋)が壊れてしまった時の為に、雪災について詳しくご説明させて頂きます。

 

5-1 雪災によって保険金が支給されるケース

・雨どい(雨樋)の歪み

雪災で最も多いのが、積雪による雨どい(雨樋)の歪みです。

保険会社に証明しやすいので、ほとんどのケースで保険金は支給されます。

雨どい(雨樋)の交換・修理には足場工事が必要になるので、保険会社に修理費用の申請をする時は、必ず足場工事代金を含めた雨どい(雨樋)修理費用を請求しましょう。

 

・屋根の損害

大雪で屋根に負担がかかり、軒先が歪んでしまったり、2階からの落雪で1階の屋根瓦が損傷したりすることがあります。屋根が損害した場合は、屋根瓦の葺き替え工事費を保険会社に請求します。

 

・カーポートやテラスの破損

大雪によってカーポートに雪が積もり倒壊したり、テラスのポリカーボネート材に穴があいてしまったなどのケースです。

 

・雨漏り

屋根の谷部などは雪が滞留しやすい場所です。

排水性が悪い雪解け水の影響で雨漏りが発生する事があります。ただし、この補償は突発的な積雪の場合に認められています。

長期的な雪解けによる雨漏りを認めていない保険会社もあります。雨漏りの場合は、屋根葺き替え工事費を保険会社に請求します。

 

 

6 雨どい(雨樋)と一緒に家のメンテナンス

火災保険を利用して雨どい(雨樋)を修理する場合には、足場が必要で、保険の対象となる事もご理解いただけたかと思います。

せっかく保険金がおりて足場代がかからないのに、これを有効に使わない手はないかと思います。

例えば、

・屋根の修理

・屋根の塗装

・外壁の塗装

・雪止め金具の設置 など

足場をそのまま使ってできる施工です。

風で屋根が壊れた、雨で塗装が剥がれたなどの場合には、火災保険の対象になりますが、経年劣化の場合は自己負担になります。

例えば、雪が原因で雨どい(雨樋)が壊れてしまい、修理するために足場を組み、その足場を使ってついでに、屋根の修理や外壁の塗装などを一緒にやってしまう事で費用を浮かせることができます。

 

 

7 壊れた雨どい(雨樋)を放置した危険性

雨どい(雨樋)が壊れてもすぐ影響がでるわけじゃない。と、修理せずそのままにしている方を見かけますが、雨どい(雨樋)は家にとって重要な役割を果しています。

壊れてしまった雨どい(雨樋)をそのまま放置してしまうのは一番危険なんです。雨どい(雨樋)は、雨水が軒先から外壁などをつたって腐食や劣化するのを防止する役割を果たしています。

雨どい(雨樋)が破損している場合、破損箇所から雨水がつたって外壁の表面を傷めることになってしまいます。さらにそこから塗装などが剥がれ落ち、腐食が外壁内部にまで浸透してしまうと壁の塗りなおしなどの工事では間に合わなくなってしまう可能性があります。

さらに、雨水がつたって自宅の基礎にダメージを与えることも可能性もありますから、家の寿命が大きく縮んでしまうことにもつながります。

壊れても放置するほうが一時的なお金はかかることがありませんが、家の寿命を早めてしまうということは、それだけ大きな出費につながる可能性もあります。

また、雨樋が壊れていることによって、雨の日に室外機等に雨水が落ち、近隣の方と騒音トラブルになるケースもございます。

小さなトラブルとして雨どい(雨樋)の破損の内に火災保険を使って少しでも金額を抑えて修理してしまうことをおすすめします。

少しの金額と手間を惜しんで、自宅の大改修などの大きなトラブルになるのは避けましょう。

 

8 雨どい(雨樋)修理業者を選ぶ注意点

●大幅な値引きをする業者

初めて提出する見積もり金額から値引きすることで、お得感を出す業者も中にはいます。

値引きをしてくれるのはとてもありがたいですが、大幅な値引きは注意が必要です。赤字になってまで工事する業者はいません。

そのため、工事が手抜き、本来使う材料ではなく違う材料を使って工事を行う可能性があります。

また、そもそも利益を不当に乗せていて、そこから値引きして安く思わせる場合もあります。価格は適正価格ですがとても良心的ではないですよね。

 

●見積もり内容が大雑把

屋根修理のプロや業者ではないと、見積書を見てもわからないことが多いと思います。

そこで、わからない内容や専門用語はきちんと業者に質問しましょう。しかし、質問をしても業者の答えが曖昧だった場合は注意が必要です。

また、見積書を見て工事の詳細等書かれてなく、工事一式などと記載されている場合も注意してください。

 

●契約を急かす業者

見積もりの後、他社との比較や検討する時間を与えないために、自社との契約を急かす業者も注意が必要です。

しかし、工事の予定が多く入っていて、本当にスケジュールに余裕がない場合もありますので、業者に確認しましょう。

 

9 雨どい修理のお問合せが  多いランキング  トップ3

1.周辺住民様からの苦情 50%
雨どいを壊れたまま放っておくと、破損個所から漏れた水が室外機や日サシに垂れて音がうるさくなりご近所さんから早く雨樋を修理してと苦情が来るケース。

2.業者がきて言われた 30%
突然の訪問業者から『雨樋が壊れてます』と言われて初めて気がつくケース。
※訪問業者は、トラブルが多いため、業者選びは慎重におこなってください。

3.自分で気がつく 20%
雨水の『ポタポタ』という音が気になり気がつくケースやなんとなく家を見てたら破損に気がつくケース。

見ていただいてわかる通り、
雨どいの破損は他の人から指摘をされて気がつく方がほとんどで、ご自身で気がつかれる方は極端に少ないです。
中には、雨樋が壊れているのを気づいているのに
『雨樋なんか壊れてても平気だろ』と放置されている方もいらっしゃいます。

 

10 まとめ

お家の雨どい(雨樋)が曲がっていたり壊れていたら、もしかしたら保険で修理ができるかもしれません。

火災保険に加入していれば、雪害による被害は【雪災補償】、風災による被害は【風災補償】で保険申請する事が可能です。

しかし、雨どい(雨樋)はいろいろと負担がかかるので、損害を放っておいてしまうと、「被災した。」という事実が薄れてしまい、経年劣化であると判断されてしまう確率が高くなってしまいます。

そんな事態を避けるためにも、雨どい(雨樋)の損害には常日頃から気にかけるようにしましょう。毎日確認する必要はないので、おかしいな?と思った時点で点検をしてみましょう。

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